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今の時期に気をつけてあげたい病気 [少し勉強しましょう]

今の時期に、この内容のお話は恒例になりつつありますが・・・



一般的に寒くなると運動が減り、喉が渇かないので飲水量も減ります。
暑くないので喉が渇かないのもあるでしょうね。



そこで、この季節になるとどうしても増えてくるのが猫の下部尿路疾患です[どんっ(衝撃)]


もともと猫は砂漠地域出身で、体から水分の喪失を少なくするために少量で濃い尿を排泄しています。
(犬よりも猫のおしっこのほうが臭いと言われるのは、このためですね)

その濃い尿が、下部尿路で色々な悪さをしてしまうことがあるんです[あせあせ(飛び散る汗)]



ちなみに下部尿路疾患というのは、膀胱から尿道(膀胱と尿の出口までの間)に起こる色々な病気の総称で、膀胱炎や尿結晶・尿石が代表的な病気です[ひらめき]



○尿の色がピンクだったり赤っぽい
○トイレでうずくまる
○力んでいるのに尿が出ていない
○頻尿
○行動が落ち着かない
○食欲/元気がない
膀胱炎のねこ.jpg

このような症状が出たら要注意[exclamation×2]



そしてこの疾患は、一度なったことがあると再発しやすいので気をつけたいところです[目]
なので、お家でできる予防はしてあげてくださいね[猫]



□新鮮な水を十分に
 水分を多く取ることで尿量が増え、尿も薄まります。
 缶詰を好んでくれるようなら、ドライフードよりも水分が多く含まれているので
 無理なく水分摂取量を増やすことができます[手(チョキ)]
 どんな水が好みなのか…カルキの抜けた水?流れている水?ぬるま湯?
 色々試してみるといいでしょう[ひらめき]

□適切な運動をさせましょう
 運動量が少ないと水分摂取量が減りがちです。
 遊んであげるとその流れで水を飲みに行くこともありますよね[グッド(上向き矢印)]

□トイレは清潔に
 トイレが汚れていると排泄をがまんすることがあります。
 膀胱の中に尿が溜まる時間が長くなると、尿石ができやすくなります[どんっ(衝撃)]

□食事の管理
 一度なったことがあるようなら、病院で処方している下部尿路疾患対応フードを与えるのが一番です。
 なったことがなかったり、今は落ち着いて一般のフードを食べさせている場合は
 ニボシや鰹節などのミネラル分(マグネシウム、リン、カルシウムなど)が多いものは
 避けてあげると良いでしょう。
 このミネラル分は尿石の構成成分ですので、たくさん摂取するとリスクを高めることがあります[がく~(落胆した顔)]



犬の場合も、同じようにように予防することができます[犬]



みなさんお大事に・・・[ぴかぴか(新しい)]




石坂





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