シニア猫ちゃんも体重管理で健康！長生き！

今日は、シニア猫ちゃんの体重管理についてお話します

まず、年を重ねると体重はどんなふうに変化していくと思いますか？
シニア前期（７～１０歳くらい）は、代謝が落ちてくるので、今までと同じようにごはんを食べていると太ってくる子が多いです
いわゆる中年太りですね

シニア後期（１０歳くらい～）になると、消化・吸収機能が衰えてきたり、病気も絡んできたりして、痩せてきてしまいます

毎日いっしょにいると、意外と体重の変化に気づかないことがあります
必ず、１か月に１回に体重チェック、体形のチェックをして、いち早く猫ちゃんの変化に気づいてあげられる飼い主さんを目指しましょう

体形のチェックのやり方は、こちらをご覧ください
→http://nobvet.blog.so-net.ne.jp/2017-04-11

肥満は、関節や心臓、糖尿病や腫瘍など、シニア期に増える病気の引き金になってしまいます

ただ、「早く痩せさせなきゃ！」と思って、急激なダイエットをするのは厳禁
肝リピドーシス（脂肪肝）という状態を引き起こし、命に関わることもあります


ダイエットも正しくやれば、健康への近道です
シニア期も長く健康に過ごせるように、適正体重をキープしましょう

お気軽にご相談くださいね